ミーハー [音楽]
2011.10.27
かつてはミーハーだった
発売日にレコード店に押し掛け
誰よりも先に新譜を買って
皆に自慢げに語ったものだ
ジミ・ヘンドリックスやビートルズ
PPMやボブ・ディラン...
カセットテープも無い時代だったから
オープンリールのデッキでコピーして
皆に貸したりしたな...
それからウン十年ぶりに
アマゾンで本を予約し
それが今朝届いた...
スティーブ・ジョブズの伝記...
発売前からその中身の一部が
語られたりしているから
嫌が応でも気になっていたし
僕はアップル経の信者?でもあるから
まぁ読むのは当然なんだろうけど
自分のミーハーぶりには
今更ながら驚いた
好奇心おう盛なところは
自分の数少ない良い部分と
勝手に思っているから
このミーハーぶりも
いいんじゃないかと思ってる
問題は下巻まで読み通す忍耐力!
それだけだ...
かつてはミーハーだった
発売日にレコード店に押し掛け
誰よりも先に新譜を買って
皆に自慢げに語ったものだ
ジミ・ヘンドリックスやビートルズ
PPMやボブ・ディラン...
カセットテープも無い時代だったから
オープンリールのデッキでコピーして
皆に貸したりしたな...
それからウン十年ぶりに
アマゾンで本を予約し
それが今朝届いた...
スティーブ・ジョブズの伝記...
発売前からその中身の一部が
語られたりしているから
嫌が応でも気になっていたし
僕はアップル経の信者?でもあるから
まぁ読むのは当然なんだろうけど
自分のミーハーぶりには
今更ながら驚いた
好奇心おう盛なところは
自分の数少ない良い部分と
勝手に思っているから
このミーハーぶりも
いいんじゃないかと思ってる
問題は下巻まで読み通す忍耐力!
それだけだ...
伊豆の海はいいね [音楽]
2011.10.14
10月7日、三連休の始まる金曜日
伊豆に行ってきた
熱海から伊豆急行でふらりと...
降りた駅は二つ目の「伊豆多賀」
まあなんとヒナビタ駅なんだろう
売店がひとつあるだけの
実に雰囲気のある駅だ
急な山の中腹にあるから
駅舎からはいきなり急階段
つづら折りの急な坂道を
少しだけ下ると
いきなり海が広がった
濃紺の相模湾の海だ
こんな色は
晴れた日だけの特権
遠く初島の向こうに
黒潮が駆けあがる
ダイナミックだな
夕方にはK君と落ち合い
熱海の街に戻り
彼の自宅に泊まった
翌朝は慌ただしく朝ごはんを済ませ
温泉に飛び込み
K君を熱海駅まで送り
海岸線を南下
エンジニアのGH君のスタジオへ
以前からお願いしているプロジェクトの
最終ミックスの確認をするのが目的
GH君は既にほとんどの作業を終え
僕が来るのを待っていた
何度かのプレイバックの合間に
彼は大好きな釣りの話を挟みこむ
僕も釣りは大好きなので
すかさず突っ込みを入れて
話はいつの間にか音楽から逸れていく
再びGH君はミキシング卓に戻り
いくつかの微調整を施し
とうとう曲は完成した
このへんの技のこなしかたは
まるで僕が釣られている魚のよう
このルアーでマグロを釣り上げる
出来ばえは語るまでもない
素晴しい作品になったとだけ言おう
早速K君にも出来上がったばかりの曲を
iPhoneで送信
僕はまだたっぷり陽が残る伊豆を
名残惜しく後にした
スティーブ・ジョブスが世を去った
三日後だった
10月7日、三連休の始まる金曜日
伊豆に行ってきた
熱海から伊豆急行でふらりと...
降りた駅は二つ目の「伊豆多賀」
まあなんとヒナビタ駅なんだろう
売店がひとつあるだけの
実に雰囲気のある駅だ
急な山の中腹にあるから
駅舎からはいきなり急階段
つづら折りの急な坂道を
少しだけ下ると
いきなり海が広がった
濃紺の相模湾の海だ
こんな色は
晴れた日だけの特権
遠く初島の向こうに
黒潮が駆けあがる
ダイナミックだな
夕方にはK君と落ち合い
熱海の街に戻り
彼の自宅に泊まった
翌朝は慌ただしく朝ごはんを済ませ
温泉に飛び込み
K君を熱海駅まで送り
海岸線を南下
エンジニアのGH君のスタジオへ
以前からお願いしているプロジェクトの
最終ミックスの確認をするのが目的
GH君は既にほとんどの作業を終え
僕が来るのを待っていた
何度かのプレイバックの合間に
彼は大好きな釣りの話を挟みこむ
僕も釣りは大好きなので
すかさず突っ込みを入れて
話はいつの間にか音楽から逸れていく
再びGH君はミキシング卓に戻り
いくつかの微調整を施し
とうとう曲は完成した
このへんの技のこなしかたは
まるで僕が釣られている魚のよう
このルアーでマグロを釣り上げる
出来ばえは語るまでもない
素晴しい作品になったとだけ言おう
早速K君にも出来上がったばかりの曲を
iPhoneで送信
僕はまだたっぷり陽が残る伊豆を
名残惜しく後にした
スティーブ・ジョブスが世を去った
三日後だった
鮭が遡る北海道へ [音楽]
2011.10.10
猫 北海道ツアー 2011年10月13日~19日
今年も北海道ツアーが迫って来た
今まではオケイとの
ジョイントツアーが多かったけれど
今回は単独ツアー...
秋も深まって来て
旭川辺りでは雪もちらほら
そろそろ雪虫も飛び始めてるかも
旭川の アーリータイムズ を皮切りに
小樽の 一匹長屋
札幌の 居酒屋拓郎
深川は 深川経済センター
中標津は 中標津こどもクリニック
そして最後は
釧路の HOBO ...
僕らにしてはコンパクトにまとまった
ゆったりとしたツアーになる
居酒屋拓郎 アーリータイムズ 一匹長屋 は
ずっとお世話になりっぱなしのまさに老舗
どこもフォークミュージックにこだわってる
生温い音楽は出来ないんだな
まさに僕らは育てられて来た
新しい"猫"を聴いてもらえる喜び
格別だね...
深川はやはりずっとせわになっている...
80年代のかつての音楽仲間 岩崎雄一 君
彼企画の大震災復興支援ライブに
彼の仲間達と一緒に歌わせてもらう
ほんとにシャイだけど
熱い男なのだ
会場は 深川市経済センター
そして中標津は
中標津こどもクリニック
院長先生は大のフォークマニア
この病院の空いた部屋を
いつも宿にさせてもらっていた
そしてPAエンジニヤーもやってもらった
今年はついに病院の2階のホールを使わせてもらう
凝りに凝ったオーディオシステムが
とうとう物を言う時が来た
僕の不手際で
中標津ライブを18日と勘違いしている人が
もしかしたらいるかもしれない
17日なのだけれど
もし18日に来てしまう人がいたら
僕たちはOFFを返上して歌います
...と先生とは約束をした
標津川には鮭が上がって来ているだろう
サーモンパークに行って
豪快な遡上を見てみたい
最終日はやはり初めての場所 HOBO
いつも世話になっているNさんが
今回働きかけてくれた
まだ歴史は新しいのだろうけど
HOBO の名は北国に相応しい
最終日をきっちりと飾ろう
まだまだ回りたい場所は多いけれど
年明けに持ち越そう
何度行っても素敵な大地 北海道
胸が高まります
10月13日(木)
旭川市 アーリータイムズ
〒070-0032
北海道旭川市2条3丁目左1
0166-22-2461
10月14日(金)
小樽市 一匹長屋
〒047-0024
北海道小樽市花園3-3-3
0134-32-4049
10月15日(土)
札幌市 居酒屋拓郎
〒064-0804
北海道札幌市中央区南4条西1丁目
011-221-6277
10月16日(日)
深川市 深川市経済センター3Fホール
〒074-0001
北海道深川市1条9番19号
0164-22-3146
10月17日(月)
中標津町 中標津こどもクリニック
〒086-1053
北海道標津郡中標津町東13条北6丁目14-2
0153-78-8311(17時以降)
10月19日(水)
釧路市 HOBO
〒085-0047
北海道釧路市新川町4-9
0154-52-6016
主催K.A.D.S 090-1304-0409(長崎)
猫 北海道ツアー 2011年10月13日~19日
今年も北海道ツアーが迫って来た
今まではオケイとの
ジョイントツアーが多かったけれど
今回は単独ツアー...
秋も深まって来て
旭川辺りでは雪もちらほら
そろそろ雪虫も飛び始めてるかも
旭川の アーリータイムズ を皮切りに
小樽の 一匹長屋
札幌の 居酒屋拓郎
深川は 深川経済センター
中標津は 中標津こどもクリニック
そして最後は
釧路の HOBO ...
僕らにしてはコンパクトにまとまった
ゆったりとしたツアーになる
居酒屋拓郎 アーリータイムズ 一匹長屋 は
ずっとお世話になりっぱなしのまさに老舗
どこもフォークミュージックにこだわってる
生温い音楽は出来ないんだな
まさに僕らは育てられて来た
新しい"猫"を聴いてもらえる喜び
格別だね...
深川はやはりずっとせわになっている...
80年代のかつての音楽仲間 岩崎雄一 君
彼企画の大震災復興支援ライブに
彼の仲間達と一緒に歌わせてもらう
ほんとにシャイだけど
熱い男なのだ
会場は 深川市経済センター
そして中標津は
中標津こどもクリニック
院長先生は大のフォークマニア
この病院の空いた部屋を
いつも宿にさせてもらっていた
そしてPAエンジニヤーもやってもらった
今年はついに病院の2階のホールを使わせてもらう
凝りに凝ったオーディオシステムが
とうとう物を言う時が来た
僕の不手際で
中標津ライブを18日と勘違いしている人が
もしかしたらいるかもしれない
17日なのだけれど
もし18日に来てしまう人がいたら
僕たちはOFFを返上して歌います
...と先生とは約束をした
標津川には鮭が上がって来ているだろう
サーモンパークに行って
豪快な遡上を見てみたい
最終日はやはり初めての場所 HOBO
いつも世話になっているNさんが
今回働きかけてくれた
まだ歴史は新しいのだろうけど
HOBO の名は北国に相応しい
最終日をきっちりと飾ろう
まだまだ回りたい場所は多いけれど
年明けに持ち越そう
何度行っても素敵な大地 北海道
胸が高まります
10月13日(木)
旭川市 アーリータイムズ
〒070-0032
北海道旭川市2条3丁目左1
0166-22-2461
10月14日(金)
小樽市 一匹長屋
〒047-0024
北海道小樽市花園3-3-3
0134-32-4049
10月15日(土)
札幌市 居酒屋拓郎
〒064-0804
北海道札幌市中央区南4条西1丁目
011-221-6277
10月16日(日)
深川市 深川市経済センター3Fホール
〒074-0001
北海道深川市1条9番19号
0164-22-3146
10月17日(月)
中標津町 中標津こどもクリニック
〒086-1053
北海道標津郡中標津町東13条北6丁目14-2
0153-78-8311(17時以降)
10月19日(水)
釧路市 HOBO
〒085-0047
北海道釧路市新川町4-9
0154-52-6016
主催K.A.D.S 090-1304-0409(長崎)
かわさきFM [音楽]
2011.7.6
岡村洋一のシネマストリート
かわさきFM に出演させてもらった
番組名は「岡村洋一のシネマストリート」
パーソナリティーの 岡村洋一 さんは
素晴らしい俳優でもあり
映画を語らせたら右に出る人は
そうはいないはずの才人
しかも音楽...とりわけ70年代の
フォークやロックには尋常ではないくらい
強い思い入れがある
この冬に溝の口で行ったイベントでは
総合司会でお世話になった
初対面だったけれど
見事に僕らや他の出演者の
アウトラインを紹介し
実に気分良く歌わせてもらった
若かりし頃, 猫 の歌も
よく聴いてくれてたらしい
そのせいもあり
僕は何と
地下鉄にのって と
各駅停車 を
独りで歌わされる羽目になった
各駅停車 など
ちゃんと歌ったこともないので
慌てた...慌てた...
YouTubeで歌詞を見ながら
滝のような冷や汗とともに
なんとか格好はつけた...?
猫5 のCDからも何曲かかけてもらい
かつての昔話も交え
約30分ほどで僕の出番は終了
しかし本番は実はこの後...
今回呼んでもらったのも
いわさききょうこ のアルバムと
8月1日の ワンマン誕生日ライブ の
告知のためなのだ
彼女は2度目の出演なので
実に落ち着いていて
岡村さんとの呼吸も合っていたね
途中, やはり生歌のコーナーがあり
幻夏 と 命紡いで を歌いあげる
僕もギターでサポートし
生番組の生演奏を楽しんだ
あとで彼女から
「テンポが遅すぎました...」と
叱られたけどね(笑)
この番組は再放送も
ネットでのアーカイブもあるので
是非聴いてみてください
おっと, 普段は映画中心の
実にちゃんとした番組です
そうそう、番組のジングルはあの
「忌野清志郎」
「岡村洋一の, シ・ネ・マ・ス・ト・リート!」と
実にソウルフルに歌い上げる
そこだけでも聴く価値があるというもの
是非, 是非
岡村洋一のシネマストリート
かわさきFM 79.1MHz
月曜 14:00~16:00
再放送 日曜 11:00~12:00(2部)
Is.Fieldラジオ放送局
Blog
MovicsのHPの動画
いわさききょうこ バースデーワンマンライブ
京奏曲 三十夜~Birthday~
日時:2011年8月1日(月)
場所:南青山MANDALA
開場 18時30分 開演 19時30分
チケット:¥3700(1ドリンク込)
協奏者 島田玲(バイオリン)
平松由衣子(チェロ)
常富喜雄(ギター)
詳しくは Blog を見て下さい
Photo by Yoichi Okamura
岡村洋一のシネマストリート
かわさきFM に出演させてもらった
番組名は「岡村洋一のシネマストリート」
パーソナリティーの 岡村洋一 さんは
素晴らしい俳優でもあり
映画を語らせたら右に出る人は
そうはいないはずの才人
しかも音楽...とりわけ70年代の
フォークやロックには尋常ではないくらい
強い思い入れがある
この冬に溝の口で行ったイベントでは
総合司会でお世話になった
初対面だったけれど
見事に僕らや他の出演者の
アウトラインを紹介し
実に気分良く歌わせてもらった
若かりし頃, 猫 の歌も
よく聴いてくれてたらしい
そのせいもあり
僕は何と
地下鉄にのって と
各駅停車 を
独りで歌わされる羽目になった
各駅停車 など
ちゃんと歌ったこともないので
慌てた...慌てた...
YouTubeで歌詞を見ながら
滝のような冷や汗とともに
なんとか格好はつけた...?
猫5 のCDからも何曲かかけてもらい
かつての昔話も交え
約30分ほどで僕の出番は終了
しかし本番は実はこの後...
今回呼んでもらったのも
いわさききょうこ のアルバムと
8月1日の ワンマン誕生日ライブ の
告知のためなのだ
彼女は2度目の出演なので
実に落ち着いていて
岡村さんとの呼吸も合っていたね
途中, やはり生歌のコーナーがあり
幻夏 と 命紡いで を歌いあげる
僕もギターでサポートし
生番組の生演奏を楽しんだ
あとで彼女から
「テンポが遅すぎました...」と
叱られたけどね(笑)
この番組は再放送も
ネットでのアーカイブもあるので
是非聴いてみてください
おっと, 普段は映画中心の
実にちゃんとした番組です
そうそう、番組のジングルはあの
「忌野清志郎」
「岡村洋一の, シ・ネ・マ・ス・ト・リート!」と
実にソウルフルに歌い上げる
そこだけでも聴く価値があるというもの
是非, 是非
岡村洋一のシネマストリート
かわさきFM 79.1MHz
月曜 14:00~16:00
再放送 日曜 11:00~12:00(2部)
Is.Fieldラジオ放送局
Blog
MovicsのHPの動画
いわさききょうこ バースデーワンマンライブ
京奏曲 三十夜~Birthday~
日時:2011年8月1日(月)
場所:南青山MANDALA
開場 18時30分 開演 19時30分
チケット:¥3700(1ドリンク込)
協奏者 島田玲(バイオリン)
平松由衣子(チェロ)
常富喜雄(ギター)
詳しくは Blog を見て下さい
Photo by Yoichi Okamura
Patが影響されたもの [音楽]
2011.6.19
Patが影響されたもの
Jazzの中でもGuitarは
やはり特殊な楽器なのだと思う
いわゆるJazzギターって地味なんだよね
だからと言ってギンギンに
歪ませたサウンドは
僕にとっては論外
となるとやっぱりこの人は別格なのだ...
Pat Methenyのニューアルバムは
全編アコースティックのソロギターで
驚くべき選曲だった
頭から「Sound of Silence」で始まり
アソシエーションの「Cherish」
バカラックの「Alfie」
カーペンターズの
「Rainy Days and Mondays」
カーリー・サイモンの
「That's The Way I've Always
Heard It Should Be」
お~う,なんだぁ~
PatもしっかりPop少年だったんだ...
どおりで納得
彼の懐の深さの秘密は
まさに黄金時代のPopの洗礼を
まともに受けたことだったんだ...
と勝手に思ってしまった
極めつけは「Pipeline」
最初にこの曲名を見つけた時は
同名異曲かと思ってしまった
どうしてどうして
あの「パイプライン」
僕が最初に聴いたのはシャンティーズの
地味なオリジナルバージョン
その後のベンチャーズのバージョンが
日本では爆発的ヒットになったけど
ギター少年にとっては堪らない曲だった
Patも好きだったんだね
ギターインストのハシリだったな
僕は実は流行りの
アコースティックギターインストが
かなり苦手
好きな人は 中川イサト くらいで
後は2分で寝てしまう
眠るための音楽だと解釈してるな
Patは自分が少年時代に惚れ込んだ曲達を
今の彼を通して再生する困難な作業に
勇気を持って挑戦した
独特の癖のあるバリトンギターも
いつの間にか好きな音色になった
いつも挑戦してくれるね
この人は...
最近また聴き始めた
「Beyond The Missouri Sky」
とともに
今,僕の旬です
What's It All About / Pat Metheny
1 The Sound of Silence
2 Cherish
3 Alfie
4 Pipeline
5 Garota de Ipanema
6 Rainy Days and Mondays
7 That's the Way I've Always Heard
It Should Be
8 Slow Hot Wind
9 Betcha by Golly, Wow
10 And I Love Her
Patが影響されたもの
Jazzの中でもGuitarは
やはり特殊な楽器なのだと思う
いわゆるJazzギターって地味なんだよね
だからと言ってギンギンに
歪ませたサウンドは
僕にとっては論外
となるとやっぱりこの人は別格なのだ...
Pat Methenyのニューアルバムは
全編アコースティックのソロギターで
驚くべき選曲だった
頭から「Sound of Silence」で始まり
アソシエーションの「Cherish」
バカラックの「Alfie」
カーペンターズの
「Rainy Days and Mondays」
カーリー・サイモンの
「That's The Way I've Always
Heard It Should Be」
お~う,なんだぁ~
PatもしっかりPop少年だったんだ...
どおりで納得
彼の懐の深さの秘密は
まさに黄金時代のPopの洗礼を
まともに受けたことだったんだ...
と勝手に思ってしまった
極めつけは「Pipeline」
最初にこの曲名を見つけた時は
同名異曲かと思ってしまった
どうしてどうして
あの「パイプライン」
僕が最初に聴いたのはシャンティーズの
地味なオリジナルバージョン
その後のベンチャーズのバージョンが
日本では爆発的ヒットになったけど
ギター少年にとっては堪らない曲だった
Patも好きだったんだね
ギターインストのハシリだったな
僕は実は流行りの
アコースティックギターインストが
かなり苦手
好きな人は 中川イサト くらいで
後は2分で寝てしまう
眠るための音楽だと解釈してるな
Patは自分が少年時代に惚れ込んだ曲達を
今の彼を通して再生する困難な作業に
勇気を持って挑戦した
独特の癖のあるバリトンギターも
いつの間にか好きな音色になった
いつも挑戦してくれるね
この人は...
最近また聴き始めた
「Beyond The Missouri Sky」
とともに
今,僕の旬です
What's It All About / Pat Metheny
1 The Sound of Silence
2 Cherish
3 Alfie
4 Pipeline
5 Garota de Ipanema
6 Rainy Days and Mondays
7 That's the Way I've Always Heard
It Should Be
8 Slow Hot Wind
9 Betcha by Golly, Wow
10 And I Love Her
タグ:猫Live
東日本大震災救済 3Days チャリティー ライブ [音楽]
2011.4.2
東日本大震災救済
3Days チャリティー ライブ
「SHARING」
会場:Com. Cafe 音倉
日程:4月13日(水)/4月14日(木)/4月19日(火)
時間:OPEN 18:00 START 18:30
料金:¥3,000+1ドリンクオーダー(¥500)
3日間の入場料は全て支援金とさせていただきます
Com.Cafe 音倉
〒155-0031
東京都世田谷区北沢2-26-23
EL・NIU B1F
03-6751-1311
出演
4月13日(水)
河合徹三 久保田邦夫 庄野真代 ツルノリヒロ
中村貴之 細坪基佳 AYAKO
4月14日(木)
岩井眞一 関淳二郎 常富喜雄 平賀和人
三浦和人 細坪基佳 四角佳子 DAI(K.D EARTH)
4月19日(火)
河合徹三 久保田邦夫 鈴木康博 ツルノリヒロ
細坪基佳 AYAKO VOICE
サポート:
大野勲男(scene inc.)小清水克典(しもきた商店街振興組合)
竹田のぶあき 萩一訓 星野荘一郎(Jamie Love's Amanda)
CAPITAL VILLAGE Com.Cafe 音倉 HARVEST MOON
※五十音順,出演者は変更の可能性もあります
ご予約方法:
電話にて予約受付させていただきます
各日程とも定員70名で締め切らせていただきます
お申し込みは1コールにつき1公演4枚までとなります
ご予約受付:
4月5日(火)18:00~21:00
4月6日以降は,残席がある場合のみ
随時受付させていただきます
受付け電話:03-3795-3122 ハーベスト・ムーン
注意事項:
1コール1公演の受付ですので
複数公演お申込み希望の方は
お手数でも再度お電話願います
入場料全額寄付の趣旨からチケット発券はいたしません
電話予約の際,先着順に整理番号をお伝えしますので
当日は整理番号順にご入場いただきます
入場時に入場料金¥3,000とドリンク代¥500を頂戴いたします
極力釣銭のないようご協力お願い致します
【会場についてのお問合せ】Com.Cafe 音倉 03-6751-1311
【公演についてのお問合せ】HARVEST MOON 03-3795-3122
東日本大震災救済
3Days チャリティー ライブ
「SHARING」
会場:Com. Cafe 音倉
日程:4月13日(水)/4月14日(木)/4月19日(火)
時間:OPEN 18:00 START 18:30
料金:¥3,000+1ドリンクオーダー(¥500)
3日間の入場料は全て支援金とさせていただきます
Com.Cafe 音倉
〒155-0031
東京都世田谷区北沢2-26-23
EL・NIU B1F
03-6751-1311
出演
4月13日(水)
河合徹三 久保田邦夫 庄野真代 ツルノリヒロ
中村貴之 細坪基佳 AYAKO
4月14日(木)
岩井眞一 関淳二郎 常富喜雄 平賀和人
三浦和人 細坪基佳 四角佳子 DAI(K.D EARTH)
4月19日(火)
河合徹三 久保田邦夫 鈴木康博 ツルノリヒロ
細坪基佳 AYAKO VOICE
サポート:
大野勲男(scene inc.)小清水克典(しもきた商店街振興組合)
竹田のぶあき 萩一訓 星野荘一郎(Jamie Love's Amanda)
CAPITAL VILLAGE Com.Cafe 音倉 HARVEST MOON
※五十音順,出演者は変更の可能性もあります
ご予約方法:
電話にて予約受付させていただきます
各日程とも定員70名で締め切らせていただきます
お申し込みは1コールにつき1公演4枚までとなります
ご予約受付:
4月5日(火)18:00~21:00
4月6日以降は,残席がある場合のみ
随時受付させていただきます
受付け電話:03-3795-3122 ハーベスト・ムーン
注意事項:
1コール1公演の受付ですので
複数公演お申込み希望の方は
お手数でも再度お電話願います
入場料全額寄付の趣旨からチケット発券はいたしません
電話予約の際,先着順に整理番号をお伝えしますので
当日は整理番号順にご入場いただきます
入場時に入場料金¥3,000とドリンク代¥500を頂戴いたします
極力釣銭のないようご協力お願い致します
【会場についてのお問合せ】Com.Cafe 音倉 03-6751-1311
【公演についてのお問合せ】HARVEST MOON 03-3795-3122
タグ:チャリティー
いわさききょうこ 今, 僕のすべて [音楽]
2011.3.22
いわさききょうこ 今,僕のすべて
あの悪夢から9日目
僕は いわさききょうこ の ライブ
「今,僕のすべて」にギターで参加した
今までの人生の何から何まで...
そして地球上に存在するあらゆるものが
無意味に見えてきてしまうほどの
鉄槌を体中に浴びて
無感覚に過ごした日々から
皆,立ち直らなければと
弱った足腰を確かめだしていた
これがシンクロニシティー...共時性
というものなのか
昨年の夏の初めから
いわさききょうこ のアルバム制作に参加した
彼女の作品のユニークさに強く惹かれたのと
僕が通過した音楽との
実に妙な一致点を見出したからだ...
アルバム一枚の制作が
こんなに大変なものだったことも
久々に思い知ったし
何といっても体力勝負なんだなと
集中力の衰えにがっかりもした
それでも年をはさみ
全14曲のアルバム 今,僕のすべて は
どの角度から見ても
実に気持ち良く完成してくれた
いわさききょうこは
シンガーソングライターという,もはや死語?
という肩書きが僕から見るとぴったりなのだ
音楽をスタートさせてからは10年ほど経つので
もう若手の新人ではないけれど
その作品たちは新人以上の初々しさを放っている
そんなところが僕の参加意識に火をつけたんだな
コンピュータとギターを武器に
蝉の騒音との戦いもあり
寝不足と空腹とも戦った
音楽的とはとても言えない場面も多々...
でも最後には陽は昇ってくれた
大きい安堵の後
3月の20日の発売記念のライブに向けて
リハーサルを開始してすぐに
突然,地は大きく揺れ
海はその牙を剥いて襲いかかった
歌い歩いた街たちも海にのまれた
その街々で音楽を共有した人たちの消息は
きっとこれから分かっていくんだろう
皆また戻ってきてほしい
そんなことを念じながら
僕は「今,僕のすべて」のライブに
勇んで参加した
いわさききょうこ 自身も
誰にも来てもらえなくても歌う...
と言いきった
スタッフもみな同じ心意気だったね
自粛という言葉は
僕たちにはそぐわなかった
むしろやらなければいけないという
その一言だった
やれる事も
やらなければいけない事も
僕たちには音楽だけなのだから
たくさんの人が来てくれたね
僕は自分のライブ以上に緊張したけれど
いわさききょうこは肝がすわっていたな
チェロの平松由衣子ちゃんもどしっと構えて
官能的なフレーズを真横で聴かせてくれた
どの曲も初めて聞く歌のように
新しい表情をふんだんにみせてくれた
僕のいくつかのミスは
きっととるに足らないくらい
気持のいい歌と演奏だった...
と思いたい(笑)
明日からはまた直面し
乗り越えていかなければどうにもならない事が
誰にも,そしてこの国中にも容赦なく突きつけられる
それでもこの日のこの瞬間の満たされた気持は
立ち向かう力を確かにくれたんだと思う
聴きに来てくれた人たちが
いったい何を感じてくれたかは
分からないけれど
ここにも共時性があると嬉しいね
音楽と言葉とで発信していく
歌い手はそれだけだ
いわさききょうこ
=今, 僕のすべて=
1 霧の向こうへ
2 あなたの知らない僕の詩
3 ふたりぼっち
4 幻夏
5 黄昏ムーンライト
6 終わらぬ夢
7 長月ノ唄
8 武者震い
9 星唄
10 今, 僕のすべて
11 アンダンテ(Live)
12 ヒトトシテ(Live)
13 いつもと同じ(Live)
14 命紡いで
品番:NPP-1101
税込価格:¥2500
2011年3月23日 ON SALE!
いわさききょうこ 今,僕のすべて
あの悪夢から9日目
僕は いわさききょうこ の ライブ
「今,僕のすべて」にギターで参加した
今までの人生の何から何まで...
そして地球上に存在するあらゆるものが
無意味に見えてきてしまうほどの
鉄槌を体中に浴びて
無感覚に過ごした日々から
皆,立ち直らなければと
弱った足腰を確かめだしていた
これがシンクロニシティー...共時性
というものなのか
昨年の夏の初めから
いわさききょうこ のアルバム制作に参加した
彼女の作品のユニークさに強く惹かれたのと
僕が通過した音楽との
実に妙な一致点を見出したからだ...
アルバム一枚の制作が
こんなに大変なものだったことも
久々に思い知ったし
何といっても体力勝負なんだなと
集中力の衰えにがっかりもした
それでも年をはさみ
全14曲のアルバム 今,僕のすべて は
どの角度から見ても
実に気持ち良く完成してくれた
いわさききょうこは
シンガーソングライターという,もはや死語?
という肩書きが僕から見るとぴったりなのだ
音楽をスタートさせてからは10年ほど経つので
もう若手の新人ではないけれど
その作品たちは新人以上の初々しさを放っている
そんなところが僕の参加意識に火をつけたんだな
コンピュータとギターを武器に
蝉の騒音との戦いもあり
寝不足と空腹とも戦った
音楽的とはとても言えない場面も多々...
でも最後には陽は昇ってくれた
大きい安堵の後
3月の20日の発売記念のライブに向けて
リハーサルを開始してすぐに
突然,地は大きく揺れ
海はその牙を剥いて襲いかかった
歌い歩いた街たちも海にのまれた
その街々で音楽を共有した人たちの消息は
きっとこれから分かっていくんだろう
皆また戻ってきてほしい
そんなことを念じながら
僕は「今,僕のすべて」のライブに
勇んで参加した
いわさききょうこ 自身も
誰にも来てもらえなくても歌う...
と言いきった
スタッフもみな同じ心意気だったね
自粛という言葉は
僕たちにはそぐわなかった
むしろやらなければいけないという
その一言だった
やれる事も
やらなければいけない事も
僕たちには音楽だけなのだから
たくさんの人が来てくれたね
僕は自分のライブ以上に緊張したけれど
いわさききょうこは肝がすわっていたな
チェロの平松由衣子ちゃんもどしっと構えて
官能的なフレーズを真横で聴かせてくれた
どの曲も初めて聞く歌のように
新しい表情をふんだんにみせてくれた
僕のいくつかのミスは
きっととるに足らないくらい
気持のいい歌と演奏だった...
と思いたい(笑)
明日からはまた直面し
乗り越えていかなければどうにもならない事が
誰にも,そしてこの国中にも容赦なく突きつけられる
それでもこの日のこの瞬間の満たされた気持は
立ち向かう力を確かにくれたんだと思う
聴きに来てくれた人たちが
いったい何を感じてくれたかは
分からないけれど
ここにも共時性があると嬉しいね
音楽と言葉とで発信していく
歌い手はそれだけだ
いわさききょうこ
=今, 僕のすべて=
1 霧の向こうへ
2 あなたの知らない僕の詩
3 ふたりぼっち
4 幻夏
5 黄昏ムーンライト
6 終わらぬ夢
7 長月ノ唄
8 武者震い
9 星唄
10 今, 僕のすべて
11 アンダンテ(Live)
12 ヒトトシテ(Live)
13 いつもと同じ(Live)
14 命紡いで
品番:NPP-1101
税込価格:¥2500
2011年3月23日 ON SALE!
タグ:いわさききょうこ
遠藤賢司のD-35 [音楽]
2010.8.9
遠藤賢司のD-35
7月25日に伊豆で行われた フォークフェスティバル は
何度か出演したフェスティバルの中でも最も印象的だった
残念ながらお客はあまり集まらなかった
でも会場に来た人達は最良の体験をしたと思う...
修善寺駅裏の小さなフォークカフェのマスター... "Donya" さん
彼の長年の夢の実現こそが今回のフェスティバル
僕たちは今までにその店 カフェドシーレ で二回歌ったけれど
二度とも終わってからの打ち上げの話題は"夢"の実現だった
喜んで協力するよとは言ったものの
だいぶ先の話だろうと思っていたし
会場探しやスポンサー探し...
もろもろの条件がクリアするのも先だろうと思っていた
ところが「会場が決まったので宜しく」というメールをもらい
素晴らしいメンバーの顔ぶれを見て
突き進んでるんだなと...嬉しかったね
夏の天候の急変を避けて天城ドームでの開催
僕たち猫は前日に入ってリハーサルをこなし
宿の露天風呂でのんびりした
風呂では 加川良 斉藤哲夫 と三人で世間話
そののん気さは40年前にはありえなかった光景だね
食堂ではビールが用意されていて
本番は明日なのに,すでに打ち上げの気配
そうか......"Donya"の夢はこれだったんだなと
遠藤賢司 高石友也 茶木みやこ 井上ともやす 一行も加わり
全国からの歌い手達も勢揃い
それは賑やかな前日打ち上げとなった
僕は眠気に負けて早々の退散となったが
加川良 の大声がいつまでもホール中に響いて
全然寝れなかった
やはりイベントの勇はキャリアが違う...
朝風呂を浴びて朝食をとりしばらくすると
ドームからは一番バッターが歌い始める声が聴こえた
幕開けだね...
雲ひとつない夏空だけれども
野外でなくて良かったよ...
あの日差しじゃ倒れる人が出ない訳がない
中津川は雨にたたられたが
今年の日差しは例年よりもはるかに暴力的だったから
山の中のドームは良い条件だった
さくまひろこ さんのインタビューを受けて
弁当を食べなんとなく本番モードへ
のんびりとイベントは進行し
人工芝に寝そべって聴く姿もいい雰囲気だった
僕らは茶木さんがステージに呼び込んでくれるはずだったけど
何故か忘れられてしまい(笑)
のこのこ登場
30分の持ち時間を淡々とこなす
はなから熱くならず自然に気分が高まる流れは
最近はつかめてきたね
聴衆との一体感はなんとも言えず心地良かった
斉藤哲夫 との2曲のジョイントも楽しかった
イベントならではの遊び心と言うんだろう
ステージを降り 加川良 のステージを横から眺める
昨晩からは打って変わったその集中し切った歌の切れ味に
聴衆は水を打ったように静寂に包まれる
彼を呼ぶのも"Donya"の夢のひとつだった
ふとステージ横の壁の側に 遠藤賢司 の Martin D-35 が
YamahaのFG-180二台とともに立てかけてあった
40年前から彼が抱えていたもの
懐かしかったね...
表版は彼の激しいストロークで大きくえぐれている
白い部分は明かりの反射ではなく塗装が剥げているのだ
でも世界一といっても良い彼の激しい奏法にも
このギターは崩壊する事はなかった
さすがマーチンギター
フォークシンガーのまさに大刀なんだな
68年製なのかな...
ハカランダの木目も綺麗だった
これらのギターを全て管理し
ステージ上の遠藤賢司をくまなくサポートするのが
アシスタントの 早健 君
そのプロの中でも最上級の仕事振りは
昨年の中津川でも驚異的で眼を奪われっぱなしだった
チューニングから一曲ごとに変えるギターの受け渡し
そしてまたチューニング
突発的な遠藤賢司のパフォーマンスへの対応
瞬時のマイク位置の微調整など
なにしろ動きが俊敏で気持がいい
遠藤賢司も「最近スタッフの大事さが分かった」と
MCで喋っていたけれど
自分のスタッフは優秀なんだと誇っているようだった
六文銭 がさすがの歌を聴かせてくれて
"Donya"の盟友 高石友也 さんが歌い継ぎ
全員がステージ上へ...
リハーサルではとても覚えられないなと思っていた"Donya"作の
「昨日から今日、そして...明日へ」を皆で歌う
"Donya"ちゃんはリードボーカルなのだが
涙で歌えない
いいシーンだったね
反省ばかりだったと打ち上げで語っていたけれど
あんな年になってからの反省はなかなか美しかった
夢を持てて幸せな男が伊豆の山にはいたんだね
また是非やって欲しいね
これからが夢の始まりでしょ?
D-35の表版が来年はどれだけ削れてるのか
是非見てみたい
残念だけど 早健 は遠藤賢司の現場からは離れ
自らの音楽を追及するようだ
それも楽しみだね
遠藤賢司のD-35
7月25日に伊豆で行われた フォークフェスティバル は
何度か出演したフェスティバルの中でも最も印象的だった
残念ながらお客はあまり集まらなかった
でも会場に来た人達は最良の体験をしたと思う...
修善寺駅裏の小さなフォークカフェのマスター... "Donya" さん
彼の長年の夢の実現こそが今回のフェスティバル
僕たちは今までにその店 カフェドシーレ で二回歌ったけれど
二度とも終わってからの打ち上げの話題は"夢"の実現だった
喜んで協力するよとは言ったものの
だいぶ先の話だろうと思っていたし
会場探しやスポンサー探し...
もろもろの条件がクリアするのも先だろうと思っていた
ところが「会場が決まったので宜しく」というメールをもらい
素晴らしいメンバーの顔ぶれを見て
突き進んでるんだなと...嬉しかったね
夏の天候の急変を避けて天城ドームでの開催
僕たち猫は前日に入ってリハーサルをこなし
宿の露天風呂でのんびりした
風呂では 加川良 斉藤哲夫 と三人で世間話
そののん気さは40年前にはありえなかった光景だね
食堂ではビールが用意されていて
本番は明日なのに,すでに打ち上げの気配
そうか......"Donya"の夢はこれだったんだなと
遠藤賢司 高石友也 茶木みやこ 井上ともやす 一行も加わり
全国からの歌い手達も勢揃い
それは賑やかな前日打ち上げとなった
僕は眠気に負けて早々の退散となったが
加川良 の大声がいつまでもホール中に響いて
全然寝れなかった
やはりイベントの勇はキャリアが違う...
朝風呂を浴びて朝食をとりしばらくすると
ドームからは一番バッターが歌い始める声が聴こえた
幕開けだね...
雲ひとつない夏空だけれども
野外でなくて良かったよ...
あの日差しじゃ倒れる人が出ない訳がない
中津川は雨にたたられたが
今年の日差しは例年よりもはるかに暴力的だったから
山の中のドームは良い条件だった
さくまひろこ さんのインタビューを受けて
弁当を食べなんとなく本番モードへ
のんびりとイベントは進行し
人工芝に寝そべって聴く姿もいい雰囲気だった
僕らは茶木さんがステージに呼び込んでくれるはずだったけど
何故か忘れられてしまい(笑)
のこのこ登場
30分の持ち時間を淡々とこなす
はなから熱くならず自然に気分が高まる流れは
最近はつかめてきたね
聴衆との一体感はなんとも言えず心地良かった
斉藤哲夫 との2曲のジョイントも楽しかった
イベントならではの遊び心と言うんだろう
ステージを降り 加川良 のステージを横から眺める
昨晩からは打って変わったその集中し切った歌の切れ味に
聴衆は水を打ったように静寂に包まれる
彼を呼ぶのも"Donya"の夢のひとつだった
ふとステージ横の壁の側に 遠藤賢司 の Martin D-35 が
YamahaのFG-180二台とともに立てかけてあった
40年前から彼が抱えていたもの
懐かしかったね...
表版は彼の激しいストロークで大きくえぐれている
白い部分は明かりの反射ではなく塗装が剥げているのだ
でも世界一といっても良い彼の激しい奏法にも
このギターは崩壊する事はなかった
さすがマーチンギター
フォークシンガーのまさに大刀なんだな
68年製なのかな...
ハカランダの木目も綺麗だった
これらのギターを全て管理し
ステージ上の遠藤賢司をくまなくサポートするのが
アシスタントの 早健 君
そのプロの中でも最上級の仕事振りは
昨年の中津川でも驚異的で眼を奪われっぱなしだった
チューニングから一曲ごとに変えるギターの受け渡し
そしてまたチューニング
突発的な遠藤賢司のパフォーマンスへの対応
瞬時のマイク位置の微調整など
なにしろ動きが俊敏で気持がいい
遠藤賢司も「最近スタッフの大事さが分かった」と
MCで喋っていたけれど
自分のスタッフは優秀なんだと誇っているようだった
六文銭 がさすがの歌を聴かせてくれて
"Donya"の盟友 高石友也 さんが歌い継ぎ
全員がステージ上へ...
リハーサルではとても覚えられないなと思っていた"Donya"作の
「昨日から今日、そして...明日へ」を皆で歌う
"Donya"ちゃんはリードボーカルなのだが
涙で歌えない
いいシーンだったね
反省ばかりだったと打ち上げで語っていたけれど
あんな年になってからの反省はなかなか美しかった
夢を持てて幸せな男が伊豆の山にはいたんだね
また是非やって欲しいね
これからが夢の始まりでしょ?
D-35の表版が来年はどれだけ削れてるのか
是非見てみたい
残念だけど 早健 は遠藤賢司の現場からは離れ
自らの音楽を追及するようだ
それも楽しみだね
ノグチアツシ 風 [音楽]
2010.8.5
ノグチアツシ 風
長い間Blogから離れてしまって
もう書くことがないのかもと思っていた
いい加減ガス欠かなって...
でもふと何かにぶつかって眼を凝らすと
おっと...なんだこれは?
ふむふむ...なるほど
いやぁ~これはいい
う~ん凄いじゃないか
いや~まったく素晴らしい
そんなことがあるんだね
鳥取の米子の ライブ に来てくれた ノグチアツシ 君
友人と最前列で聴いていてくれて
その雰囲気と耳の凝らし方から
只者では無いなと読んでいたけれど
打ち上げにも足を運んでくれて
他愛もない話をしているうちに
FMの 人気番組 で出雲弁でとぼけた話をする
名物おじさんだということが判明した
翌日の出雲と松江との間で番組に 電話出演 する事となり
僕は 安来のおじさん にさっぱり分からない出雲弁で
ぼろぼろに翻弄される事となる
ダンダン...くらいは知っていた出雲弁
東北弁に似ているその響きは
この地域だけに残る独特の方言
20才の頃 砂の器 を読んで
この言葉の存在を知ってはいた
小さい島国でもその文化は実に多様なのだ
ツアーを終えて長い道程を帰郷し
ノグチ君から「自分も歌っているのです」と
ふと渡されたCD「風」
iPodに入れ暫くそのままになっていた
ベッドに横たわりながら聴き始めた衝撃は
出雲弁のなんだらかんだらなど何処へ行く...
かの衝撃だった
なんとカッコいいボーカル
なんと深みのある声
なんと渋い言葉の響き
そしてなんと愛すべき音達の連なり
クレジットを隈なく見ると
Vocalと楽器のほとんどをこなすノグチ君に
角松敏生 と 浜田真理子 の名が
角松敏生 はほとんどの曲にギターで参加し
たぶん様々なアドバイスを彼に与えているんだろう
そのサポートの仕方はさすがに心得ている
そして僕の大好きな 浜田真理子 は
彼女自身も歌っている「水の都に雨が降る」
この一曲にピアノとバッキングボーカルとで
控えめに参加しているけれど
その存在感は最高に美しい
ノグチアツシ は決して若手ではないんだろう
でも若手からは決して聴く事の出来ない
音楽の味を知っている
曲作りでもアレンジでも演奏でも
如何なくその持ち味を出してくれる
こんな人にライブを聴いてもらって
僕らはとても光栄だった
後になって嬉しさがこみ上げてきたね
島根を離れることなく音楽をしているという
それは浜田真理子も同じだ
その場所の意味を分かっているんだね
愛しているとはそういうことなんだ
音楽が文化として根付きだしてきた
毎日のように愛聴している「風」
2007年の作品...
まるで今日の音のように瑞々しい
もっと早く聴きたかったという想いと
いい時に出逢ったという想いと...
この作品に出逢えた人は幸せなのだ
そう信じたいね
安来節が大好きになった
僕でした
ノグチアツシ 風
定価 ¥2,500(税込)
1 春はおだやか
2 夢
3 孤高の旅人
4 月の輪
5 まどろみ
6 観覧車
7 独りきり
8 侘びしき空の子守唄
9 秋空の下で
10 記憶のしずく
11 風
12 水の都に雨が降る
13 安来節
ノグチアツシ 風
長い間Blogから離れてしまって
もう書くことがないのかもと思っていた
いい加減ガス欠かなって...
でもふと何かにぶつかって眼を凝らすと
おっと...なんだこれは?
ふむふむ...なるほど
いやぁ~これはいい
う~ん凄いじゃないか
いや~まったく素晴らしい
そんなことがあるんだね
鳥取の米子の ライブ に来てくれた ノグチアツシ 君
友人と最前列で聴いていてくれて
その雰囲気と耳の凝らし方から
只者では無いなと読んでいたけれど
打ち上げにも足を運んでくれて
他愛もない話をしているうちに
FMの 人気番組 で出雲弁でとぼけた話をする
名物おじさんだということが判明した
翌日の出雲と松江との間で番組に 電話出演 する事となり
僕は 安来のおじさん にさっぱり分からない出雲弁で
ぼろぼろに翻弄される事となる
ダンダン...くらいは知っていた出雲弁
東北弁に似ているその響きは
この地域だけに残る独特の方言
20才の頃 砂の器 を読んで
この言葉の存在を知ってはいた
小さい島国でもその文化は実に多様なのだ
ツアーを終えて長い道程を帰郷し
ノグチ君から「自分も歌っているのです」と
ふと渡されたCD「風」
iPodに入れ暫くそのままになっていた
ベッドに横たわりながら聴き始めた衝撃は
出雲弁のなんだらかんだらなど何処へ行く...
かの衝撃だった
なんとカッコいいボーカル
なんと深みのある声
なんと渋い言葉の響き
そしてなんと愛すべき音達の連なり
クレジットを隈なく見ると
Vocalと楽器のほとんどをこなすノグチ君に
角松敏生 と 浜田真理子 の名が
角松敏生 はほとんどの曲にギターで参加し
たぶん様々なアドバイスを彼に与えているんだろう
そのサポートの仕方はさすがに心得ている
そして僕の大好きな 浜田真理子 は
彼女自身も歌っている「水の都に雨が降る」
この一曲にピアノとバッキングボーカルとで
控えめに参加しているけれど
その存在感は最高に美しい
ノグチアツシ は決して若手ではないんだろう
でも若手からは決して聴く事の出来ない
音楽の味を知っている
曲作りでもアレンジでも演奏でも
如何なくその持ち味を出してくれる
こんな人にライブを聴いてもらって
僕らはとても光栄だった
後になって嬉しさがこみ上げてきたね
島根を離れることなく音楽をしているという
それは浜田真理子も同じだ
その場所の意味を分かっているんだね
愛しているとはそういうことなんだ
音楽が文化として根付きだしてきた
毎日のように愛聴している「風」
2007年の作品...
まるで今日の音のように瑞々しい
もっと早く聴きたかったという想いと
いい時に出逢ったという想いと...
この作品に出逢えた人は幸せなのだ
そう信じたいね
安来節が大好きになった
僕でした
ノグチアツシ 風
定価 ¥2,500(税込)
1 春はおだやか
2 夢
3 孤高の旅人
4 月の輪
5 まどろみ
6 観覧車
7 独りきり
8 侘びしき空の子守唄
9 秋空の下で
10 記憶のしずく
11 風
12 水の都に雨が降る
13 安来節
古橋一晃君とオケイのサポートをやります [音楽]
2010.1.27
四角佳子 CD「初恋」発売記念ライブ
2010年1月29日30日31日 錦糸町 藤沢 池袋
久々に 猫 を離れてのライブに参加する
オケイ のアルバム 初恋 を引っさげてのツアーに
古橋一晃 君と共にギターを弾く
考えるまでもなく僕は人のバックをするほど
ギターを巧く弾けるわけではないのだが
僕はこの 初恋 に楽曲を2曲提供し
演奏もしている関係上やらざるを得ないのだ...
宣伝に強制的に参加させられている訳(笑)
先日は六本木の Vocal Bar REAL DIVA'S に
オケイのライブを見学に行ったけれども
もう二人でも充分すぎるほど完成されていて
僕の入る余地はほとんどない
とすれば,まあ得意の賑やかしと言うやつかね...
喧しいギターは嫌われそうだし...
変なギターは古橋君の足を引っ張りそうだし
悩んでいるところなのです...
古橋一晃 君は本当に素晴らしいギタープレイヤー
中津川フォークジャンボリー40周年 でも出番は最多
それだけ皆に引っ張りだこなのだ
カントリースタイルのギターが得意なのだが
実際不得手なスタイルは無いんじゃないかな
初恋 でも素晴らしいギターが随所に聴ける
不安と言いながらも実はリハーサルは一度やっていて
明日は最終リハーサル
最終日の Players には先日顔を出して
酔った勢いで1曲演奏したし
PAPPY'S と Long Tone Cafe はもうお馴染み
まあ楽しく弾かせてもらおう
四角佳子 CD「初恋」発売記念ライブ in 錦糸町
with 古橋一晃・常富喜雄
2010年1月29日(金)
開場 19:00 開演 19:30
会場「Live House PAPPY'S」
予約¥3,500 当日¥4,000(+1Drink)
お問合せ:03-5669-4122 (PAPPY'S)
PAPPY'S
〒130-0022
東京都墨田区江東橋4-13-13
03-5669-4122
Map
四角佳子 CD「初恋」発売記念ライブ in 藤沢
with 古橋一晃・常富喜雄
2010年1月30日(土)
開場 19:00 開演 19:30
会場「Live Bar Long Tone Cafe」
¥3,000(ドリンク別)
0466-24-4963(予約)
Live Bar Long Tone Cafe
〒251-0055
神奈川県藤沢市南藤沢7-10
英邦第1ビル4F
0466-24-4963
Map
四角佳子 CD「初恋」発売記念ライブ in 東池袋
with 古橋一晃・常富喜雄
2010年1月31日(日)
開場 17:30 開演 18:00
会場「Acoustic Folk Bar Players」
予約 ¥3,500 当日 ¥4,000(Drink別)
お問い合わせ:03-5944-9035(Players)
Acoustic Folk Bar Players
〒171-0022
東京都豊島区南池袋2-41-18
03-5944-9035
Map
四角佳子 CD「初恋」発売記念ライブ
2010年1月29日30日31日 錦糸町 藤沢 池袋
久々に 猫 を離れてのライブに参加する
オケイ のアルバム 初恋 を引っさげてのツアーに
古橋一晃 君と共にギターを弾く
考えるまでもなく僕は人のバックをするほど
ギターを巧く弾けるわけではないのだが
僕はこの 初恋 に楽曲を2曲提供し
演奏もしている関係上やらざるを得ないのだ...
宣伝に強制的に参加させられている訳(笑)
先日は六本木の Vocal Bar REAL DIVA'S に
オケイのライブを見学に行ったけれども
もう二人でも充分すぎるほど完成されていて
僕の入る余地はほとんどない
とすれば,まあ得意の賑やかしと言うやつかね...
喧しいギターは嫌われそうだし...
変なギターは古橋君の足を引っ張りそうだし
悩んでいるところなのです...
古橋一晃 君は本当に素晴らしいギタープレイヤー
中津川フォークジャンボリー40周年 でも出番は最多
それだけ皆に引っ張りだこなのだ
カントリースタイルのギターが得意なのだが
実際不得手なスタイルは無いんじゃないかな
初恋 でも素晴らしいギターが随所に聴ける
不安と言いながらも実はリハーサルは一度やっていて
明日は最終リハーサル
最終日の Players には先日顔を出して
酔った勢いで1曲演奏したし
PAPPY'S と Long Tone Cafe はもうお馴染み
まあ楽しく弾かせてもらおう
四角佳子 CD「初恋」発売記念ライブ in 錦糸町
with 古橋一晃・常富喜雄
2010年1月29日(金)
開場 19:00 開演 19:30
会場「Live House PAPPY'S」
予約¥3,500 当日¥4,000(+1Drink)
お問合せ:03-5669-4122 (PAPPY'S)
PAPPY'S
〒130-0022
東京都墨田区江東橋4-13-13
03-5669-4122
Map
四角佳子 CD「初恋」発売記念ライブ in 藤沢
with 古橋一晃・常富喜雄
2010年1月30日(土)
開場 19:00 開演 19:30
会場「Live Bar Long Tone Cafe」
¥3,000(ドリンク別)
0466-24-4963(予約)
Live Bar Long Tone Cafe
〒251-0055
神奈川県藤沢市南藤沢7-10
英邦第1ビル4F
0466-24-4963
Map
四角佳子 CD「初恋」発売記念ライブ in 東池袋
with 古橋一晃・常富喜雄
2010年1月31日(日)
開場 17:30 開演 18:00
会場「Acoustic Folk Bar Players」
予約 ¥3,500 当日 ¥4,000(Drink別)
お問い合わせ:03-5944-9035(Players)
Acoustic Folk Bar Players
〒171-0022
東京都豊島区南池袋2-41-18
03-5944-9035
Map
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