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ありがとう Steve ! [社会]

    2011.10.6   SJ-S2.jpg

   いつかはこんな日がと思ってた
    1989年に初めて手に入れたMac...
     それからはいつもAppleが側にあった
      故障がちの時は
       まるで身内の病のように気をもんだ

   コンピューターはMacが初めてではない
    NECの88や98を所有していた
     会議の資料やレコード制作のデータは
      これらで嫌々作っていた
       つまらないゲームもやったな

   それがある日友人が持っていたPlusを見て
    なに?それ?四角い可愛い箱は?
     起動すると可愛い笑顔のマークが
      こちらを見てほくそ笑む
       小さなモノクロ画面の右隅には
        見ればすぐそれと分かるゴミ箱
         そして手にするのは四角い
          マウス

   ああ!
    この時に僕はAppleに恋をした
     さよならMS-DOSよ!

   それからはAppleを取っ替え引っ替えだった
    役割を終えても捨てられない箱達
     どれもみな個性的で
      手足になってくれた

   暫くしてスティーブはAppleを去る
    その後,絵に描いたようにやって来たのは
     Apple苦悩の日々...

   Windowsも華々しく登場し
    これはAppleもそう永くはないな...
     誰もがそう思ってたよね

   ただ他に使えるコンピューターが無いから
    引き続け使い続けた

   特に音楽制作やデザイン,出版系からの指示は
    感覚的に使える道具として信頼は厚かった

   ハードディスクに録音出来る様になってからは
    完全に音楽界には欠かせないものになった

   そして今でも僕のメインマシンなのだ
    ドカーンと起動する時の音で
     僕は毎日覚醒する

   スティーブの事を書くつもりが
    すっかり愛情の深さの話になった...
     56歳はあまりにも若い
      でも僕らはあまりにも恩恵を受けた

   彼が出なければ間違いなく僕はここにいない
    じゃあどうしてるかって?
     そんな事は分からないけれど
      全然違うところにいると思う
       たかがAppleで?

   でもそうなのだ
    ひとりの人間で世界は変わる
     見れるものが変わるんだね
      ただの携帯電話ではなかった
       iPhoneは...
        僕はさっきこのマシンで
         彼の死を知った

   ありがとう Steve !
    あなたの顔がそこに見えるかぎり
     僕はAppleを求めるだろう
タグ:Apple MAC

大統領ネタでもうひとつ [社会]

     2009.1.24         ラ・マルセイエーズ.jpg

     国歌と国家

     宣誓の前に アレサ が歌った
      'America' My Country Tis Of Thee という曲
       聴けば分かった人も多いのだろうが
        イギリスニュージーランド の国歌として知られる

     ヨーロッパに古くからある旋律に詞をつけた訳だが
      片や God Bless the Queen 女王陛下万歳 になり
       片や America になっても,お互い文句は言わないわけだ

     しかもどうしてあの場で国歌のあの 星条旗 ではなかったか?
      米国には God Bless America という
       第二の国歌のような曲もあるしね...
        アレサとオバマで決めたのなら素敵だ
         黒人にとっては特に意味を持っている気がする
          マーチン・ルーサー・キング・デーだったから
           そして自由が建前ではなくなった

     America はかつては
      ドイツ ロシア スイス の国歌でもあった
       え~っ!?知らなかった事ばかり...

     イギリスは連合王国だから,それぞれ国歌を持っている
      ワールドカップでは別々の曲を使うね
       オリンピックは UK として参加するから
        God Bless the Queen 女王陛下万歳 を用いる

     ヨーロッパは長い歴史の中で様々な形に分割されてきたから
      複雑になるのは仕方ないにしても
       国家と国歌の関係は意外と曖昧なんだね

     ドイツ国歌は最も好きな曲だけれど
      ハイドンの曲を頂戴したもの
       イギリスと同じ曲じゃまずいだろうという事になって
        歌詞がつけられ1920年頃正式に国歌になった
         その後も歌詞は時代に合わせ変わっているらしい

     日本は江戸時代には国歌は存在しなかったけれど
      明治になってから軍楽隊が
       外交儀礼の場で演奏する必要に迫られ
        慌てて作られたらしい
         戦後も 君が代 論争はまだ続いている
          でも法律で国歌になったのは10年前なんだよね
           忘れてた...

     僕は歌詞の意味はさっぱり分からないけれど
      あの和声は結構好きなのだ
       歌詞の解釈も様々らしいけれど
        フランスの ラ・マルセイェーズ の血生臭さに比べれば
         まぁどうって言うことはない

     ただどの国もいくつかの国を代表する歌を持っていて
      様々な場面で使われる
       そういう柔軟性はあってもいいよね
        起立しなかったとか,斉唱しなかったとか
         文句言うのも言われるのも,結局人の問題だな

     3分にも満たない時間で
      あの厳寒の中で
       あそこまで燃え上がれるアレサの凄みは
        何百年間の彼らの想いが
         そこに凝縮されたとしか思えない...
          素晴らしかった
タグ:国歌
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世界中が観衆になった [社会]

     2009.1.21                   Obama.jpg

     この一瞬は見逃したくなかった
      アポロ11号の月面着陸...
       キンシャサのアリ vs フォアマン...
        ビートルズの"愛こそはすべて"...
         ベルリンの壁の崩壊...

     どの一瞬もそれは価値あるものだったけれど
      バラク・オバマ が大統領に就く瞬間に比べれば
       その期待度が違う

     Aretha の素晴らしい My Country の後
      厳かに宣誓しスピーチが始まった
       ゆっくりとそして滑らかに加速する電気自動車のように
        噛みしめるように語るその内容は
         一つ一つが痛いように胸に響く
          どうしてこういう人物がいなかったのか
           すべての言葉がこの人のために用意されている
            そんな気がするほど力強く届いて来た

     どこかの国の総理大臣は
      さっさとホテルのバーにでも消えて欲しい
       この国の政治のシステムなど
        丸ごとゴミ箱だ!
         そう叫びたかったね

     人類全体が地球を次の世代に残すために
      今は苦しみを享受しあおう
       いい意味での自負は護りながらも
        世界に向けてのスピーチは爽快だった
         アメリカが良くならなければ
          世界は良くならない
           世界が良くならなければ
            アメリカも同じ
             同じ目線に立った大統領は
              初めてだろう
               それは差別されてきた民族の
                痛みを知っているからだろうか

     アメリカを変える為の旅に出るのだ
      地球が生き残るためのこれからの時代
       この危機はまぎれもなく確かなのだと
        しっかりとに宣言した
         アメリカも世界も変わらなければならないね
          「水が足元まで押し寄せてきてる...
           溺れるか今すぐ泳ぎだすか
            どちらかだぞ...」
             と Dylan は歌ったな
              アメリカは熟考して
               オバマ を選んだ
                それが素晴らしい
タグ:オバマ
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おめでとう! [社会]

   
 2008.1.1


    


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復帰その2 秋葉原 [社会]

   復帰その2            

   コンピューターや周辺機器を捜して
    久しぶりに 秋葉原 の旅人になった
     それにしてもこの街の変貌には驚いた
      駅前には巨大なビルが建ち並び
       ここは 丸の内 かと勘違いしてしまう

   駅も改装され奇麗になっていた
    まあそれはまだ一面だけで
     昔ながらの本来の秋葉原は
      そっくりそのまま健在なのだが

   裏道の古びたビルの2階, 3階がこの街の
    もっともそれらしい世界
     黙々と無言で様々な部品やら廃品やら
      を手に取り眺める人達
       ノーブランドのディスクなどが恐ろしく安い
        ここはまさに市場だね
         価格のシステムがどうなっているのか
          見当もつかないが
           ネットなどで見つけた価格よりも更に
            交渉出来ることだけは確か

   東京は巨大な街だが
    そこにある文化といったら実に希薄
     ただ下町にはまだ確実にこの街ならではの
      生命力を持った文化が存在するのも確か
       オタクメイドチップディスク
        混然となって展開してくれる
         様々な外国人も参加して
          なにやら自由貿易都市の様相
           物質都市東京の象徴だね

                          
   ということでコンピュータの総取っ替えで
    五度ほどこの街の隅々を歩いて
     妙に元気になってしまった
      足はクタクタになったけれど
       いい意味でのエネルギーは
        僕の望んでいたものだったのかな
         青山や六本木よりは好きな街だね
          まあ, 暫くは行くこともないだろうが...

       駅前の新たな秋葉原の象徴
         もともとは「あきばはら」という土地名だった


あまりにも残念 長崎市長の死 [社会]

     2007.4.18               

     ひどい事件だった
      アメリカの惨劇に続くように
       突然飛び込んだニュース
        そして今朝に亡くなった

     至近距離からの銃撃
      生存率はかなり低いだろうとは思ったが
       いざ亡くなったというニュースは
        悲しかった

     地方自治体の長のキャラクターや存在感は様々だ
      最近は中央政治よりも注目される人もいる
       とくに選挙期間中の今
        何かと取り上げられることも多い

     伊藤市長 は昨年の 長崎原爆の日 での映像やスピーチで
      僕の心に残っていた
       まさかあの人が...?
        のまさかは現実だった

     背景に個人的な恨みが...とニュースは伝えている
      こんな時に僕は人一人の力の大きさと
       無力さを同時に感じる
        お節介だとは思うが長崎の市長には
         彼の意志を理解出来る人になって欲しい
          少なくても僕の住む街の
           オリンピック誘致に取り憑かれているような人には
            なって欲しくないね

     やはり 長崎広島 と共に今後も永遠に特別な地なのだ
      それを護ろうという意志は日本人
       いや世界中全ての人に伝え続けて欲しいと, 切に願う

      長崎平和宣言

          一瞬のうちに7万人の長崎市民の命を奪った原爆"Fatman"
             こんな物を人が造ってしまったという事が怖ろしい


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ベビーブーマーと団塊 <2006.3.21> [社会]

  2006.3.21         

  Baby Boomer

    僕は 団塊 の世代ど真ん中。
     かつて, 意識などしたことは無かったが
      最近は自ら勲章のように主張してる(笑)
       ベビーブーム と言われた事のほうが
        身近な感じだったけど。

    本家はやはりアメリカ。
     Baby Boomer と呼ばれる
      1946年 から 1964年 の間に生まれた子達だそうだから
       46年 から 49年 の団塊に比べ長期だね。
        何と ブッシュクリントンヒラリー
         60歳 だそうだ。
          アメリカの人口のなんと1/3
           むろん第二次大戦は体験していない。

    この人達がリタイヤすることが
     アメリカでも消費の行方の最大のニュースネタ。
      好奇心の塊で大人に成りきらない世代なんだそうだ。
       昨日のニュースでは ギター をかき鳴らし
        歌いまくるおっさんが映し出されていた。
         これから皆どんな風に生きていくのだろう。

    多かれ少なかれ日本もその後を追従している感じ。
     アメリカ文化の洗礼をまともに受けた僕達団塊は
      そこから逃れる事は出来ない。

    戦争に勝って生まれた子と
     負けて生まれた子
      鏡のように似てても正反対。
       やっぱり最後まで一生ついて回るんだろうな。
        Baby Boomer団塊 もいつかは消えていく。
         世代にそういう愛称がつくことなんて
          今後はあるんだろうか?

     http://www.bbhq.com/
      http://www.boomernet.com/pn/index.php


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顔 <2006.2.11> [社会]

    2006.2.12                                    

      顔!

        最近はデジカメや携帯電話の普及で
        皆さんから写真を送ってもらう事がとても多い。
         とても有難いし,保管さえきちっとしていれば
          半永久的に残ってくれる。
           それらをたまにゆっくり観てみると
            面白い映像がいたるところに隠れていたりする。
             一瞬の表情などはまさにその最たるもの。
              たとえば....。

                     
                    おら,もうだめだ....
                       荻窪"落陽"にて。
                        かなり反響があり,
                         サイズを小さくしました。


"猫"が毎日新聞の社会面に載った。<2006.1.3> [社会]

2005.1.3                                 

  昨年の暮れから受けていたインタビューを中心にした
   "猫"の記事が3日, 毎日新聞の社会面 に載った。

  団塊世代のあす:第1部 第2幕のベルが鳴る/2 忘れかけた夢,再び

  僕達の世代を語るのに
   団塊 という言葉は避けては通れない。
    子供の頃は ベビーブーム と言われた。
     小学校や中学校は凄い数が造られた。
      高校,大学受験戦争も空前だった。
       そしていつの間に 団塊
        と呼ばれるようになっていたが
         自分達にその実感は無かった。
          しかしまた再び団塊の世代が定年を迎える
           "2007年問題"と言う言葉で
            否応なしに僕達はこのレッテルを実感する事になる。
             人口も減少がとうとう始まった。
              どこへ行くのか日本。
               マスコミにとっても
                うってつけの題材になっている。

  取材はとても丁寧だった。
   20代後半のK記者はこの取材と共に
    おびただしい量の当時の音楽資料を前に
     面食らったに違いない。
      何も知らなかったであろう若者に
       僕達の再結成に至る話を語るのは
        自分達を再確認をする意味でも
         思ってた以上に価値があった。
          渋谷や池袋のCafeや,荻窪の"落陽",BJW...
           録音や電話,メール等,様々な場所や手段で
            K記者と僕達それぞれは語りあった。
             自らは語りたくない部分も
              記者はあえて突いてきた。
               その直向さに扉はいつの間にか開かれていった。
                僕らは本音だけで歌ってゆく。
                 最後はそんな言葉を語ったような気がする。

  記事は自分たちの事ではないように
   自然に客観的に読めた。
    登場人物が本名でなかったら
     自分達に似てる人達がいるな...
      くらいにしか感じなかったかもしれない。

  読んだ人達がどんな風に捉えてくれるか
   僕達にはまったく分からない。
    気まぐれなおやじ達...その程度かもしれないな。
     でもどんなレッテルでも
      貼られるのは理由があってのこと。
       語る機会があるのならば
        歌う事と同じように語ろうと思う。

  団塊世代のあす:第1部 第2幕のベルが鳴る/2 忘れかけた夢,再び


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明けましておめでとうございます <2006.1.1> [社会]

 2006.1.1             

   明けましておめでとうございます。
    一年が経つのがあまりにも早いのは
     分かっていながらも感じてしまうもの。
      開高健 が若者に
       "悠々と急げ"
        と言っていた。

   僕は若者ではないけれど
    この言葉をかみしめながら
     この一年を歩いていこうと思う。

   僕自身にもこの世のすべての人達にとっても
    いったいどんな明日が来るのか
     誰にも分からないけれど
      すくなくても前には進んでいたいな。
       僕が山登りが好きなのは
        必ず辿り着けたから。
         現実がすべてそうはならなくても
          辿った道を振り返って見るのは
           気持ちのいいものだ。

   おめでとう!
    音楽!
     歌!
      地球!
       宇宙!
        命!

   今年もどうぞよろしく!
     
        

 


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