復帰その2 秋葉原 [社会]
復帰その2
コンピューターや周辺機器を捜して
久しぶりに 秋葉原 の旅人になった
それにしてもこの街の変貌には驚いた
駅前には巨大なビルが建ち並び
ここは 丸の内 かと勘違いしてしまう
駅も改装され奇麗になっていた
まあそれはまだ一面だけで
昔ながらの本来の秋葉原は
そっくりそのまま健在なのだが
裏道の古びたビルの2階, 3階がこの街の
もっともそれらしい世界
黙々と無言で様々な部品やら廃品やら
を手に取り眺める人達
ノーブランドのディスクなどが恐ろしく安い
ここはまさに市場だね
価格のシステムがどうなっているのか
見当もつかないが
ネットなどで見つけた価格よりも更に
交渉出来ることだけは確か
東京は巨大な街だが
そこにある文化といったら実に希薄
ただ下町にはまだ確実にこの街ならではの
生命力を持った文化が存在するのも確か
オタク も メイド も チップ も ディスク も
混然となって展開してくれる
様々な外国人も参加して
なにやら自由貿易都市の様相
物質都市東京の象徴だね
ということでコンピュータの総取っ替えで
五度ほどこの街の隅々を歩いて
妙に元気になってしまった
足はクタクタになったけれど
いい意味でのエネルギーは
僕の望んでいたものだったのかな
青山や六本木よりは好きな街だね
まあ, 暫くは行くこともないだろうが...
駅前の新たな秋葉原の象徴
もともとは「あきばはら」という土地名だった
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