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"猫"が毎日新聞の社会面に載った。<2006.1.3> [社会]

2005.1.3                                 

  昨年の暮れから受けていたインタビューを中心にした
   "猫"の記事が3日, 毎日新聞の社会面 に載った。

  団塊世代のあす:第1部 第2幕のベルが鳴る/2 忘れかけた夢,再び

  僕達の世代を語るのに
   団塊 という言葉は避けては通れない。
    子供の頃は ベビーブーム と言われた。
     小学校や中学校は凄い数が造られた。
      高校,大学受験戦争も空前だった。
       そしていつの間に 団塊
        と呼ばれるようになっていたが
         自分達にその実感は無かった。
          しかしまた再び団塊の世代が定年を迎える
           "2007年問題"と言う言葉で
            否応なしに僕達はこのレッテルを実感する事になる。
             人口も減少がとうとう始まった。
              どこへ行くのか日本。
               マスコミにとっても
                うってつけの題材になっている。

  取材はとても丁寧だった。
   20代後半のK記者はこの取材と共に
    おびただしい量の当時の音楽資料を前に
     面食らったに違いない。
      何も知らなかったであろう若者に
       僕達の再結成に至る話を語るのは
        自分達を再確認をする意味でも
         思ってた以上に価値があった。
          渋谷や池袋のCafeや,荻窪の"落陽",BJW...
           録音や電話,メール等,様々な場所や手段で
            K記者と僕達それぞれは語りあった。
             自らは語りたくない部分も
              記者はあえて突いてきた。
               その直向さに扉はいつの間にか開かれていった。
                僕らは本音だけで歌ってゆく。
                 最後はそんな言葉を語ったような気がする。

  記事は自分たちの事ではないように
   自然に客観的に読めた。
    登場人物が本名でなかったら
     自分達に似てる人達がいるな...
      くらいにしか感じなかったかもしれない。

  読んだ人達がどんな風に捉えてくれるか
   僕達にはまったく分からない。
    気まぐれなおやじ達...その程度かもしれないな。
     でもどんなレッテルでも
      貼られるのは理由があってのこと。
       語る機会があるのならば
        歌う事と同じように語ろうと思う。

  団塊世代のあす:第1部 第2幕のベルが鳴る/2 忘れかけた夢,再び


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YASS@大阪

 朝、なにげなく新聞を開いてビックリしました。
 丁寧な記事、私の知らなかったことも多く、好感の持てる企画でした。
 うれしくて、思わず自分のHPのBBSにも紹介してしまいました(汗)・・・
 毎日新聞を購読していて、得をした気分になりました・・・!
by YASS@大阪 (2006-01-04 16:45) 

葉子

読みました。私は団塊の世代のちょっとあと。その世代の人たちが作った曲を聴いて育ちました。邦、洋楽を問わず、何とたくさんの曲が今に歌いつながれていることでしょう。おやじが本気出すとこわいんだぜっていうライブ、待っています!一昔前は、生活することに知恵と工夫が必要でした。これからは何に対して知恵と工夫をするんだろう、便利になり過ぎちゃって。おかしな方向に進まないことだけを祈っています。いい青春を送らせてくれた、団塊世代に感謝。
by 葉子 (2006-01-04 16:51) 

ゆり娘

昨日私も読ませていただきました。
写真入りで私のブログに記事を掲載
しておきますね。TBさせていただきます。

これからも我がパートナーをはじめ、
多くの方の「希望」であって下さい
ますように、ご健康とご活躍を
お祈りしております。
by ゆり娘 (2006-01-04 17:31) 

K記者

常富さんを取材した毎日新聞の工藤と申します。
常富さんには大変お世話になりました。
猫の取材で、私自身フォークソングの魅力を再発見し
CDもかなりの数を買い、聞かせていただきました。
記事の反響などもしありましたら、
ファクス03・3212・0635
メール・t.syakaibu@mbx.mainichi.co.jp
にもぜひメールやご連絡を下さい。
連載は継続してますので、今後とも
毎日新聞をご愛読下さい。
by K記者 (2006-01-04 22:53) 

ドクピラ

連日、勝手に書き込みさせていただき、申し訳ございません。先日のブログを見て、私の友人がメールを送ってきました。そこに添付されていた、30年前の写真に田口清さんが、写っています。御本人で、間違いないですよね。
 そして、20年ぶりに思い出しましたが、私、田口さんの、シングルレコード持っていました。当時、田口さんが猫のメンバーとは知りませんでした。田口さんが、ここに、誘ってくれたかのようです。いつも、駄文、すみません。
by ドクピラ (2006-01-05 02:56) 

はじめましてです。
正月に故郷に帰って、実家で取っている毎日新聞の、あの記事、読みました。いろいろ知らなかった、猫のその後を読み、時の積み重ねを改めて感じます。

もう何十年も前、上京して、丸の内線に乗り、四谷駅辺りで、あの曲が頭に浮かんだ日々を思い起こします。
あの頃、きっと同じ思いで、丸の内線に乗っていた人、多かったでしょう、その人たちにも、私にも、ふと、青春の日々を甦らせてくれた記事でした。
by (2006-01-05 07:18) 

tzneyan

 YASS@大阪さん,年の初めにいきなり僕達で参ったでしょう(笑) しかも得した気分にもなってもらって...。BBSも読ませてもらいました。ありがとう。http://8822.teacup.com/yass/bbs
by tzneyan (2006-01-05 12:04) 

hokuto7

tzneyanさん、少し遅れましたが明けましておめでとうございます
私は33年生まれなのですが、どちらかと言うと「ベビーブーム」と言う言葉の方が馴染みがありますね。
自分たちの時も中学のクラスが十数組あったりしました、いまは2~3組というのが殆どですものね・・・
記事読ませていただきました、自分たちの十代半ば~二十歳にかけて、音楽と言う形で影響を与えてくれたのがtzneyanさんたちの世代なのですね、そして昨年再び力をもらったのが「猫」でした。
おかげさまで今は気持ちだけは若く元気一杯で頑張れています、自分たちが果たして次の世代にどれだけの物を与えられるか分かりませんが、自分にできる範囲で頑張ってゆこうと思います。tzneyanさん、今年もよろしく!です。
by hokuto7 (2006-01-05 12:50) 

浜ちゃん

わーっ。毎日新聞やて。急いで今朝、家の古新聞を探しました。私は18年前に大阪新聞の記事と3年前の12月産経新聞の写真に載ったことがあります。しかしすごい。本などはそれを目的で買いますが、新聞は連日目を通す訳ですから事情が違います。   ちょうど1年前のフォークデイズに田口さんの奥さんもいらっしゃったのですね。ええ話ですね。    特に最後に懐かしいだけではないと書いているところは同感です。      すべてのアーチストにいえることとは言えますが。また26.27に。NHKも中で観たいです。        あとは運に任せます。 本番は27日のほうですから。楽しみにしてます。  それではまた。失礼します。
by 浜ちゃん (2006-01-05 14:31) 

tzneyan

 本気出すしかもう手は無いですからね。葉子さん,読んでくれてありがとう。団塊世代に感謝というのは,産んでくれた親の世代に感謝という事でもあるのかな。あの悲惨な戦争を通り抜けてきた人達にですね。これからの世の中がおかしくならないように,僕達にも大きな責任があると思ってます。
by tzneyan (2006-01-05 15:25) 

tzneyan

 写真入りでのブログありがとうございました。ゆり娘さん,情報もやはり早かったですね。記事を読ませてもらって僕らも考えるところが多かったです。自分たちの事を客観的に見られる機会を与えてくれたことに感謝してます。
by tzneyan (2006-01-05 20:32) 

tzneyan

 工藤さん,お疲れ様でした。そしてありがとうございました。僕達の歩みを正確で客観的な視点から,まるで竹を割ったようにきれいに見せてもらいました。望もうと望むまいと,僕らは団塊世代ど真ん中。歴史の中のほんの一瞬なのでしょうけれども,それがひとつの象徴なのであれば,この航海の行く先は自分達も興味しんしんです。とても楽しい取材でしたね。またいつか辿り着いた先で話が出来れば,それは素敵な事でしょう。お疲れ様でした!
by tzneyan (2006-01-05 21:19) 

春霞

たぶん、今年初投稿です(汗)
今年も出来るだけ「猫」追いかけますわ~♪(←“本命”の方もありますが(^^ゞ)
2006年も、よろしくお願いします。

で、ホンの数日、ココを開けないでいたら!と、言う事で...先程Web版の方で拝見しました。
(毎日会社のPCとは睨めっこしてまいすが、規制かかってしまってて見られなかったので(*_*;)

2007年以降、「団塊世代の定年」は、日本産業への影響が結構あるようですね。
機械では出来ない細かい手作業の専門技術者を育成する部署が新設された企業も結構あるとか。
日本企業を影で大きく支えている団塊世代。
定年を迎えてからは、どうなってしまうのでしょう??
またひとつ問題が増えてしまうのか???

そんな中でも、フォークソング業界は、益々充実していって欲しいな♪
by 春霞 (2006-01-05 21:31) 

tzneyan

 ドクピラさん,まさに田口そのものです。いい顔してますよ。きっとバンドから離れてソロ活動を始めた頃かな。田口のシングルレコードも懐かしいね。松任谷君のプロデュースだったね。ところでこの店は馴染みだったんですか?
by tzneyan (2006-01-06 00:05) 

tzneyan

  みちあきさんありがとう。上京して,丸の内線で赤坂見附や四谷を通った時に,実感したと言う人がどれだけ多かったか,当の僕達が一番驚きでした。僕自身も丸の内線の愛用者でした。あの"赤"は素敵でしたね。
by tzneyan (2006-01-06 00:14) 

とむ=^_^=

記事、ありがとうございました。

今まで、田口さんについて、はっきりわからないことが多くて、どこか、まだ信じられないという感じでした。
でもこれで、よくわかりました。
田口さんはなくなったのです。
そして、田口さんの思いが再結成につながったのだなと。

これからもがんばってください。
活動を楽しみにしています。

工藤さん、ありがとう。
by とむ=^_^= (2006-01-06 00:49) 

tzneyan

 春霞さん今年もよろしく!また新しい年が始まっちゃったね。猫を追っかけまわす鼠ですか...大歓迎です。日本企業を影で大きく支えている...とかよく言われますが実際どうなんだろう?団塊だけがそんなに特別だとも思えないんだけど...。2007年になればすべてが分かるのかな。当事者としては少しだけ楽しみです。
by tzneyan (2006-01-06 01:53) 

tzneyan

 とむ=^_^=さんもありがとう。そうだね...自らあまり積極的に語るのはどうかな...と思っていたこともあったので,この記事で明らかにされた事は僕らにとってとても意味がありました。真摯な取材がすべてでしたね。ありがたい事です。頑張りますよ,よろしく!
by tzneyan (2006-01-06 01:58) 

sachiko

 遅ればせながらですみません。今年初めての投稿です。
 今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
 記事読ませていただきました。
 企画してくださった毎日新聞の皆さんに感謝です。
 最初は友達に誘われて行ったライブだったのに…。
 猫になぜ惹かれたのか、解ったような気がしました。
 新しい事を始める時の力は、色んな出逢いを引き寄せますよね。
 私も猫に出逢えて、良かったです♪
 これから、勉強等で去年の様にはライブに行けないと思いますが、
 また猫パワーをもらいに行かせていただきます。

 (団塊の世代の方々は今の日本をどう感じているのでしょう…?
  進むべき方向がよく見えない今だから、
  フォークソングが復活してきたのでしょうか…?)
 
by sachiko (2006-01-06 02:35) 

tzneyan

 新しい事を始める時の力...いまちょうど思い出していたときでした。1年ちょっと前の12/7 STB139でのライブが自ら事を起こし始めた日でした。いろんな出会いを引き寄せてくれましたね。そこからどれだけ力を得たことか。sachikoさんも新たな道に歩みだしたんですね。そこにはたくさんの出会いが待っているでしょう。僕達のライブに来れた時は,それを聞かせてください。今年もよろしく!
by tzneyan (2006-01-06 10:19) 

落陽 ミッキー

記事ワクワクして読みました。
初めて記者の工藤さんが落陽にいらっしゃったとき、「吉田拓郎さんらな少ししってます」という若者でした。フォークソングもほとんど知らない若者でした。
すぐに猫のCDを借りて帰り、色々聴きまくったんですね。
朝の3時半まで、マスターとお客さんと工藤さんで、熱く「猫」を語りました。
記事を読んで感動でした。知らない常富さんがいました。
21日のライヴ・・・実は、マスターよりお客様より、私が一番ワクワクしているに
ちがいありません。今年の歌い始めは「僕のエピローグ」でしたから・・・
・・・裏話・・・(マスターは、落陽で取材していただいてるとき、色々聞こえた話、今も誰にも語れず、胸いっぱいですよ・・)
心からライヴを楽しみにしています。
by 落陽 ミッキー (2006-01-06 14:07) 

tzneyan

 ミッキーさん,ありがとう。昨年手風琴で「僕のエピローグ」の話を聞いた時は驚きでした。たまにしか歌わない歌でしたが,最近はずっと歌うようになりましたよ。そうですね,工藤さんにはたくさん話はさせてもらいました。活字には現れていなくても行間にそれらを感じます。とても好きな記事です。ライブ...楽しみですね。今年もよろしく!
by tzneyan (2006-01-06 14:50) 

かずみ

「落陽」の一客です。拓郎を通しての猫さんしか知らない私ですが、
21日のライブ凄く楽しみにしています。
落陽のkenさん、ミッキーさんから猫さんの素晴らしさを、沢山お聞きしております。お目にかかれるのを楽しみに・・・♪♪
by かずみ (2006-01-06 22:17) 

tzneyan

 はじめまして,そして明けましておめでとう!かずみさんに会えるのを楽しみにしてます。小さな店だからこその素晴らしさ,僕もたくさん聞いてますよ。よろしく!
by tzneyan (2006-01-07 13:36) 

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