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大徳寺を訪れた <2006.7.2> [旅]

    2006.7.2         

      大徳寺

       関西ツアー最終日の翌日
       宿から歩いて十分ほどの寺
        紫野大徳寺 を訪れた。
         僕はこの寺が大好きで
          今までも三度ほど来ている

      今回手伝ってくれた人達が
       行った事が無いというので
        僕は俄か観光ガイドになって
         広大な敷地をあちこちと連れ回った

      高桐院肥後細川家 ゆかりの寺
       大徳寺の中でも格段に美しい寺
        入り口で気持ちが凛と引き締まる
         梅雨の雨水をたっぷり含んだ苔が
          とても美しく土の香りと相まって
           どこまでも豊かな気持ちにしてくれる

      夏の京をその暑さゆえに嫌う人も多いが
       僕は人が少ないことを何よりも重んじるから
        暑さは修行のひとつなのだ(笑)

      同行者の室原氏は熊本出身ということもあり
       とても興味を持ったようだった
        豊臣秀吉 千利休 細川忠興 ガラシャ 明智光秀 ...と
         この寺にまつわる話は興味が尽きない

                 
      その後は 大仙院 を訪れお茶をいただく
       僕は中学校の修学旅行でここを訪れたが
        京都では最も印象的な寺だった
         なんといっても御住職の説法が抜群だった
          話が面白いという事の大切さを知った
           現在の住職は 尾関宗園 さん
            この方も輪をかけて楽しい方らしい
             この寺は 沢庵和尚宮本武蔵
              剣の極意を教えた所

       そしてこの寺の隣にたたずむ寺が
        僕の宝の場所... 真珠庵
         この美しい名の寺が 一休宗純 ゆかりのお寺
          普段は一般公開されていないので
           今回は門の手前から中の雰囲気を感じ取るだけだった
            四年ほど前に知人を通じてこの寺を見る機会に恵まれた
             こじんまりとあまりにも素朴に造られたこの建物に
              侘び寂びの真髄を垣間見た気がした
               庭玉軒 という茶室から 長谷川等伯 の襖絵まで...
                永遠にその場に居たいと思ったものだ
                 僕はメールアドレスにまで 一休 の名を借りている

        その後は大徳寺本体の三門,法堂などを外から眺め
         再び 船岡山 の麓へ
          小さな京都見物は終わった
           こんな風に歴史と人々の様々な思いが
            いたるところにあるのが古都の魅力
             いつでも僕の心は潤うのだ

                  法堂で手を合わせる僕
                       真面目だね....

                  帰る途中の漬物屋で大徳寺納豆を買う
                        これお酒の肴としては最高!


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コメント 4

cosmos

おはようございます。

地図の右上の「芳春院」と…
長谷川等伯に、反応してしまいました( ̄∀ ̄*)ニヤリ★ 
前田家のお寺「芳春院」…大徳寺のすぐ側にあったんですね★
「松林図屏風」見たことあります♪等伯の生誕の地、七尾で…

お寺とお山に、引き寄せられるようになると…お年寄りらしい…
常やんとわたす…♪2人はおじいさんとおばあさん~♪
最近、俵屋宗達のお墓に遭遇いたしました( ̄□ ̄;)
こんど、ご一緒にお寺のお話を、致しましょう~★
↑ おばあさんのナンパ(爆)

以前、名無しでカキコしておりましたが…
良い名でしょ?
あっちでは、掛け布団~★
by cosmos (2006-07-03 06:25) 

tzneyan

 僕はすっかりおじいさんです(爆) 芳春院も普段は非公開ですが,冬などに公開されることもあるそうな。観てみたいですね。cosmosさんもお寺すきなんですね。掛け布団~★....って?
by tzneyan (2006-07-03 11:40) 

同行者

いやいや~思わぬところで藩主のお墓に出会えてウレシカッタです。

もうひとつ前の領主、加藤清正の墓もまだ行ってないんです。
いつか・・清正が建て、その死後数百年の後も西郷軍を苦しめた不落の城も見てください。

故郷で自慢できる数少ない物のひとつです。
by 同行者 (2006-07-05 22:28) 

tzneyan

 そうなんですね,千利休縁の灯篭が細川忠興のお墓になっていましたね。熊本にもあるようですが。故郷の歴史を知るのは面白いですね。と言う僕は江戸~東京の歴史...ほとんど知らないんです。
by tzneyan (2006-07-06 08:43) 

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