"ネバーランド"を観て <2005.2.15>

2005.2.15                    

映画Neverlandを観た。
　ジョニー･デップはとても好きな役者で,玄人好みだったのだが
　　一昨年のパイレーツ･オブ･カリビアン以来すっかり
　　　お茶の間の映画ファンにも定着していた。

しかし今回はまた一転して彼らしい淡々としたキャラクターを通してくれた。

ピーター･パン物語の誕生秘話ということなんだけれど,
　映画全体の力が如何せん不足していたような気がする。
　　決して派手にとか,泣かせるとか,笑わせるとかが無くても
　　　じわっと包み込むように説得して
　　　　最後はしっかりとつかんで離さないという分かりやすい手法が
　　　　　僕には合っているのだなと思った。
　　　　　　とても上質な作品なんだけれどね。
　　　　　　　僕の感受性不足も疑ったほうがいいかな。

余談だけれど先日のゴールデングローブ賞の受賞パーティで,
　受賞者が演壇に登るために椅子から立ち上がろうとした時に,
　　後ろのテーブルに居たジョニー･デップがさっと立ち上がって
　　　椅子を引いてあげ,通り道を作ってあげる様子が画面から覗えて
　　　　何故かとても微笑ましかった。

P.S. 最近時々歌う作品"おとぎの国へ"の歌詞に,
　"絵本で覚えたピーターパンの国を"というフレーズがある。
　　猫時代に及川恒平君が書いてくれた。今とても気に入っている曲。
　　　大事に歌っていきたいな。