全身 三国志 [本]
2009.4.2
三国志
最近何作かの映画化で
再び話題になっている物語 三国志 を
吉川英治 版で読み出した
自分でも なんで今更...
Red Cliff という映画自体も
それなりに楽しめて良くは出来ていても
いかんせん大雑把
後編はまだ観ていないけれど
映画では到底描けない部分が
山ほどある事は察しがつく
そこで読もうと思った
ただ僕は三国志に関しての知識はゼロだった
中国の歴史的な大河小説...?
その程度の把握だった
だから若い人はなお更知らないだろうと
質問したりするとどうしてどうして
人形劇『三国志』NHK を観てたとか
横山光輝 版で読みましたとか
意外や意外...それが結構ショックだった
そんな事もあって読もうと思った
本屋に行くと様々な三国志が並び
どれも何巻もある大作揃い
漫画も何作かあるのだから奥が深いぞ
その中でもやっぱり馴染みのある名前は
吉川英治だった
どうせ挫折してもこの人に弾かれるなら
まあいいかとそんなつもりで
第一巻を買って帰る
文庫本とは言っても実に厚い
ずしっとくる
「君,大丈夫かね?」と
吉川先生に言われているような
そんな心細さだった
ところがどっこい
読みはじめの最初の数行の美しさに
もうやられたと思ってしまう
これが作家の醍醐味なのか
とても現代的な表現とは言えないのに
とにかく美しいのだ
ラベルのボレロのように
広大な空と土の狭間にいる人間が
ぽつっと描かれる
蕩々と流れる黄河と
かすかに吹く風以外
時間もぴたっと止まっている
そんな導入部に鳥肌が立ってしまった
何百万人何千万人が読んだであろうこの物語
なんで教えてくれなかったのと言いたくなったね
まあ僕に教えたところで読む訳は無いと
思われていたとしても,実にその通りだけど
今は 新装版三国志全五巻 の中盤に来ている
ここまで来て止める阿呆はこの世には存在しない
しかもどうしようもなく面白いのだ
完全に中毒状態....
しかも近い将来必ず読み終わる
それが実に怖い
そんな日は来て欲しくない
という訳でここにきて横山光輝版も読み出した
終わる日を出来るだけ先延ばしにしたいのと
あまりにも多いエピソードを整理し
登場人物を再確認する必要もあるから
エライ事になってしまった
映画だってPart2を観ないという訳にも行かない
今年は全身三国志なのか
そんな時に黄砂が風に乗って飛んできたり
それが実はとても嬉しかったりするのだ...
三国志
最近何作かの映画化で
再び話題になっている物語 三国志 を
吉川英治 版で読み出した
自分でも なんで今更...
Red Cliff という映画自体も
それなりに楽しめて良くは出来ていても
いかんせん大雑把
後編はまだ観ていないけれど
映画では到底描けない部分が
山ほどある事は察しがつく
そこで読もうと思った
ただ僕は三国志に関しての知識はゼロだった
中国の歴史的な大河小説...?
その程度の把握だった
だから若い人はなお更知らないだろうと
質問したりするとどうしてどうして
人形劇『三国志』NHK を観てたとか
横山光輝 版で読みましたとか
意外や意外...それが結構ショックだった
そんな事もあって読もうと思った
本屋に行くと様々な三国志が並び
どれも何巻もある大作揃い
漫画も何作かあるのだから奥が深いぞ
その中でもやっぱり馴染みのある名前は
吉川英治だった
どうせ挫折してもこの人に弾かれるなら
まあいいかとそんなつもりで
第一巻を買って帰る
文庫本とは言っても実に厚い
ずしっとくる
「君,大丈夫かね?」と
吉川先生に言われているような
そんな心細さだった
ところがどっこい
読みはじめの最初の数行の美しさに
もうやられたと思ってしまう
これが作家の醍醐味なのか
とても現代的な表現とは言えないのに
とにかく美しいのだ
ラベルのボレロのように
広大な空と土の狭間にいる人間が
ぽつっと描かれる
蕩々と流れる黄河と
かすかに吹く風以外
時間もぴたっと止まっている
そんな導入部に鳥肌が立ってしまった
何百万人何千万人が読んだであろうこの物語
なんで教えてくれなかったのと言いたくなったね
まあ僕に教えたところで読む訳は無いと
思われていたとしても,実にその通りだけど
今は 新装版三国志全五巻 の中盤に来ている
ここまで来て止める阿呆はこの世には存在しない
しかもどうしようもなく面白いのだ
完全に中毒状態....
しかも近い将来必ず読み終わる
それが実に怖い
そんな日は来て欲しくない
という訳でここにきて横山光輝版も読み出した
終わる日を出来るだけ先延ばしにしたいのと
あまりにも多いエピソードを整理し
登場人物を再確認する必要もあるから
エライ事になってしまった
映画だってPart2を観ないという訳にも行かない
今年は全身三国志なのか
そんな時に黄砂が風に乗って飛んできたり
それが実はとても嬉しかったりするのだ...
タグ:三国志
tzneyanもはまってらっしゃるのですね。(^O^)
ボクも今どっぷりです。
吉川「三国志」を読みながらマンガの「蒼天航路」、「三国志(横山版ではありません)」をかけもちしています。(^^ゞ
一度に三種類の「三国志」を読んでいるとやはりごちゃごちゃになりますねぇ。。。
おまけにマンガの「覇」も15巻まで一気読みしたものですからさらに頭の中が混沌としてしまいました。
本当に読み終わるのが寂しい気がしますねぇ。
こんな気持ちになったのは「竜馬がいく」以来です。
あ、そうそう「レッド・クリフ」PartⅡはひょんなことからもう観てしまいました。
予想に違わず面白かったですよ。
公開されたら正式に映画館でもう一度観ようと思っています。
by 哲ちゃん (2009-04-02 21:36)
シンクロナイズドスイミング状態だね。
哲ちゃん,やっぱり同じ様な人がいるということで心強いですね。
ディズニーランドみたいな三国志テーマパークがあったら楽しそうだね。
黄河とか揚子江みたいな流れを船で進むと,途中大群が押し寄せて来て,矢が雨のように飛んでくるなんて...。
アンディ・ラウの"三国志"はもう観たのですか?
by tzneyan (2009-04-03 00:12)
猫さん、はじめまして!!
本城奈々と申します。
6月の秋田4箇所におけるライブの前座を勤めさせていただくことになりました。まだまだ未熟ものではございますが、一生懸命がんばります。
どうぞ宜しくおねがいします!!
by 本城奈々 (2009-04-08 03:03)
本城奈々さん,はじめまして!
4ヶ所とも一緒とは楽しみだね。
昨年の秋田も思い出深いことばかり。
今年ももっとエスカレートしそうです。
いいライブにしようね。
僕らも頑張ります!
by tzneyan (2009-04-09 02:30)